AndroidはオープンソースOSであり、LinuxをベースにGoogleが開発したOSです。iOSとは異なり、ソースが公開されているため、さまざまなメーカーがAndroidを使用したスマートフォンやタブレット、アプリを開発することができます。最新のバージョンは、2021年10月にGoogleによってリリースされたAndroid 12.0です。
Androidタブレットの種類
メーカーによってタブレットの機能が異なる
Googleが開発した検索エンジンでお馴染みのAndroidはオープンソースであるため、国内外の多数のメーカーが「Androidを搭載したタブレット」を発売しています。
そのため、サイズや価格、機能面など、豊富なラインナップから様々なニーズに応える端末を選ぶことができます。
以前は、多くの国内メーカーがタブレットを販売していましたが、近年ではほぼ撤退しています。その代わりに、HuaweiやLenovoなどの中国メーカーが台頭してきています。
その上に、知名度の低い中国メーカーも台頭してきています。知名度の低いメーカーを総称して「中華製タブレット」と一般的には呼び名がつけられています。その中華製のタブレットの魅力は、なんといっても価格の安さです。5万円以下のものが多く、中には1万円台で購入できるものもあります。最近では、性能も高く高機能なモデルも増えており、事実上「タブレット市場を中国メーカーが独占している」といっても過言ではありません。
また、1万円台で買える激安タブレットも登場しており、格安タブレットの価格・メモリも4GBが多く、快適に動画や音楽の再生ができます。
代表的な中国メーカーの端末としては、Huawei MatePadやLenovo Tab、また、知名度の低い中華製タブレットであればBlackviewやCHUWIなどが人気です。
Amazonが発売しているFire HDや、国内メーカーのNEC LAVIE Tabなども人気の格安タブレットとして知られています。
さらに、これらのタブレットは、機能や機能性に優れているだけでなく、今や多くのモバイルプランに対応しているのも特徴です。今後も、低価格ながら高性能を誇るタブレットの登場が期待されます。
格安中国メーカー
BlackviewやCHUWIが高機能・低価格で人気です。また、筆者も購入したBlackview Tab16は、スペックが良く安いのでぜひおすすめしたいタブレットです。
どの機種を購入すればいいかわからない人には、以下がおすすめです。
- Blackview Tab 16
高性能プロセッサー & 18W 急速充電 & 7680mAh 大容量バッテリーでかつ、11インチ超大型フルビュースクリーンで、大迫力のアクションが身近に楽しめます。
★★★★☆ コスパ良し!
価格を考えたらコスパ最高です!
仕事でナビを使うのですがGPSは少し反応が遅いが使える。
画質も良いのでYouTubeなどを見るのもストレス無く見れます。
保護フィルムが一枚入ってますが別売りでも売ってほしい。
- CHUWI Hipad Max
最新のAndroid 12オペレーティングシステムを搭載し、8コアSnapdragon 680プロセッサーでスムーズなパフォーマンスを実現しています。8GBのRAMと128GBのストレージを搭載し、TFカードで最大512GBまで拡張することができます。10.36インチの高解像度ディスプレイと、軽量でスリムな金属ボディデザインが特徴のタブレットです。
★★★★★ 画面綺麗。性能も十分。
画面、画像、綺麗です。そして、性能も十分。
普段はmac派なのですが、
特に説明書など読まなくても設定は可能でした。
Androidの設定が、メーカーごとにちょっとずつ違うみたいなので、
わかる人に出会えたら、一気に使いやすくなるように思えます。
大手の中国メーカー
次に、大手中国メーカー2社の、Huawei MatePadとLenovo Tabをご紹介します。
なぜそこそこスペックの良い中華製タブレットがあるのにもかかわらず、大手の中国メーカーの製品をここで取り上げるのかといいますと、実は「技術基準適合マークの有無」に理由があります。
他国から持ち込んだWi-Fi端末等(タブレット)のうち、どのようなものが日本国内で使用してよいかといいますと、実は、日本国内で利用される無線機器は日本の技術基準を満たしている端末である必要があります。
そのため、海外から持ち込んだWi-Fi端末等を利用する場合は「技術基準適合マーク」が付されている必要があるというのが、今現在の法律になります。(※訪日観光客等の入国の日から90日以内に限って利用可能)
そのため、日本で販売されているWi-Fi端末等はすべて「技術基準適合マーク」が付与されていないといけないのですが、安い中華製タブレットには実は「技術基準適合マーク」がない場合があります。
それはなぜかといいますと、海外モデルを個人輸入してAmazonや楽天で販売している場合に「技術基準適合マーク」がない場合もありますし、メーカーが技術基準の適合証明(技適)手続きを怠っている場合もあります。以下は、「技適通過」と「技適なし」のニュース記事になります。
【ファーウェイ製のLTEタブレット2機種が技適通過】
http://blogofmobile.com/article/129066
【総務省がChuwiに行政指導、タブレットなどの「5GHz帯のWi-Fi」で技適なし】
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1493222.html
このように、技術基準適合マークがあるかないかで法律に抵触する恐れがあるだけでなく、心理的にセキュリティを心配することにも繋がりますので、予算に余裕があるのであれば、次の大手中国メーカー(日本に販売の代理店がある)のタブレットを検討されてみてはいかがでしょうか。
- HUAWEI MatePad
HUAWEIのMatePadは、没入感ある音質にこだわる人や、動画視聴目的の人におすすめです。高音と低音のバランスがとれた音割れのないクリアな音質が印象的です。また、ノイズ低減機能を備えたマイクも4つ搭載しており、音声をしっかりキャッチします。友達との通話はもちろん、オンライン会議などのテレワークシーンでも快適に使えるでしょう。
★★★★★ 安くて簡単
プレゼン用として購入。
十分なスペックで満足しています。
- Lenovo Tab B 10 3rd Gen
Andoidタブレットは、高性能プロセッサーと3コアCPLJを搭載し、動作が軽快です。映像は鮮明で、臨場感あふれるサウンドと視野角が広く、10.1インチメインホワイトLEDディスプレイを採用しています。色再現性に優れ、美しい画質を楽しむことができます。また、Dolby Atmosにより、コンテンツに合わせて音質を調整可能であり、どこでも高品質なサウンドで臨場感あふれるエンターテインメントが楽しめます。
★★★★★ コスパ良いです
普通に使えます。液晶もそこそこ綺麗で、YouTubeも普通に使えます。
値段もセールで安く手に入ったので良かったです。
国内メーカー
次に、NEC LAVIE TabとFUJITSUをご紹介します。
先ほど紹介した「Huawei 」と「Lenovo」は中国のメーカーですが、今度は私たちの国日本の国内メーカーになります。
もうお分かりかと思いますが、「技術基準適合マーク」でセキュリティの心配があった中華製タブレット、そしてさらに大手中国メーカーと来て、そして国内メーカーと、順々にセキュリティが向上してくる安心感が湧いてこないでしょうか(笑)
国内メーカーだから完全にセキュリティの安心があるとまでは言えませんが、それでも大事なデータを取り扱う仕事であれば、必ず心配事の一つだと思います。
というわけで、こちらの記事では国内メーカーのおすすめ2機種掲載させていただきます。
- NEC LAVIE Tab T12
NECのLAVIEシリーズのタブレットは、Androidタブレットのカテゴリ内で国内販売数No.1です。
まず、バッテリーが長時間持ちです。そして、安物タブレットのような爆発の心配もありません。
それと何といっても国内メーカーだからこそ可能なオンラインサポート、電話対応の充実です。修理の必要があっても安心・丁寧にサポートを受けられるのがいいですね。
なぜNEC LAVIEシリーズが売れているのか、こちらのリンクからも知ることができます。
★★★★★ サクサク動く
評判よさげな中華タブレットを購入したもののあまりのもっさり、細々とした不便さに3か月でこちらを買いなおしました。国産メーカー至上主義思考は持っていなかったのですが、欲しかったのはこれだ!となりました。サクサク動く。設定も期待していた通り。ありがとうNEC。
- FUJITSU arrows Tab QHシリーズ
次は、富士通のarrowsタブレットです。
この10.1型プレミアムタブレットは、防水・防塵と堅牢性に優れており、安心感があります。さらに、耐久性に優れた素材を使用しているため、長期間使用しても安心です。
また、専用キーボードを接続すれば、ノートPCとしても使用可能なため、ビジネスシーンでも活躍します。大画面で高画質な映像を楽しめるため、映画鑑賞やゲームにも最適です。
Amazonタブレット
- Amzon Fire HD 10
最後にFire HDをご紹介します。
Amazon Fire HD 10は、Amazonによって製造されたタブレット型のデバイスです。Fire HD 10は、高解像度のディスプレイとAmazonのオペレーティングシステムであるFire OSを搭載しており、主にエンターテイメント、ウェブ閲覧、電子書籍の読書、アプリの利用などに使用されます。
以下は、Amazon Fire HD 10の主な特徴です:
- ディスプレイ: Fire HD 10は、10.1インチの液晶ディスプレイを搭載しており、Full HD解像度(1920×1200ピクセル)で鮮明な映像を提供します。
- プロセッサとストレージ: さまざまなタスクに対応するために、Fire HD 10は高性能なプロセッサを搭載し、選択肢によって異なるストレージ容量(通常は32GBまたは64GB)を提供しています。また、microSDカードを使用してストレージを拡張することもできます。
- バッテリー寿命: Fire HD 10は一充電で長時間のバッテリー駆動を提供し、動画視聴やウェブ閲覧などの活動に適しています。
- Alexa統合: Amazonの音声アシスタントであるAlexaが統合されており、音声コマンドを使用して情報の検索、音楽の再生、スケジュールの管理などができます。
- アプリとコンテンツ: Amazonアプリストアからさまざまなアプリをダウンロードでき、Amazon Prime会員向けにプライムビデオ、プライムミュージック、Kindle Unlimitedなどのコンテンツが利用可能です。
- タブレットとしての用途: Fire HD 10は、ビデオストリーミング、ゲーム、電子書籍の読書、ウェブ閲覧、電子メールのチェックなど、さまざまなタブレット用途に適しています。
Amazon Fire HD 10は比較的低価格で入手できるため、予算に制約のあるユーザーやAmazonのエコシステムを利用したいユーザーに人気があります。ただし、高性能なタブレットやプレミアムな機能を求めるユーザーには、他のオプションも検討する価値があるかもしれません。
★★★★★ コスパ最高
この値段で、このスペックは十分すぎる。
prime videoやYouTubeを快適にストレスなく見れて満足。
ツイキャスのライブ配信もサクサクで★5つ。
Androidタブレットの特徴
Androidタブレットの特徴を挙げたいと思います。
AndroidはオープンソースのOSのため、各メーカー独自のOSにカスタマイズしています。そのため、一般的に言われているAndroidのポイントに絞って特徴を挙げると、以下の特徴があります。
- 8 インチと 10.1 インチが主流
- スマホと同じアプリが使える
- 自由にカスタマイズできる
- 低価格で購入できる
8インチと10.1インチが主流
現在のスマートフォンのタブレット市場では、8インチと10-1インチの大きさが人気です。
8インチは、持ち運びが容易で、通勤や通学中に使用するのに適しています。一方、10-1インチは、大画面で写真や動画を楽しむことができ、家やオフィスで使用するのに適しています。
また、タブレットは、作業や娯楽に使用できるため、目的に合わせて適切なサイズを選ぶことが重要です。例えば、作業に使用する場合は、より大型の画面が必要になるかもしれません。つまり、タブレットの購入前に、使用目的や好みに応じて適切なサイズを選ぶことをお勧めします。
スマホと同じアプリが使える
Androidを搭載したスマートフォンと同じアプリを使用することができるため、スマートフォンとのデータ連携がスムーズに行えます。また、Googleドライブなどのクラウド系アプリを使えば、同じアカウントを使用してファイル共有が可能です。これにより、スマートフォンとパソコン間で簡単にファイルを共有することができます。
また、Googleドライブは容量無制限であるため、大量のファイルを保存することができます。さらに、Googleドライブは複数人で同時に編集することができるため、チームでの作業にも適しています。これらの機能を活用することで、生産性の向上やタスクの効率化を図ることができます。
自由にカスタマイズできる
iPadと比べると、Androidの最新モデルは、ウィジェットを活用することで、よりカスタマイズされたホーム画面を作成することができます。ウィジェットを使用すると、SNSの最新投稿、メールの着信、ニュース、天気予報、スポーツの試合結果など、様々な情報をホーム画面に表示できます。これにより、ユーザーはアプリを開くことなく、最新の情報を常に把握することができます。
また、ウィジェットのサイズや位置を調整することもできます。この機能を使えば、よりスムーズで快適なスマートフォンライフを送ることができます。
低価格で購入できる
中華製タブレットは、海外製の製品と比べて価格が安く、多くの場合5万円以下で購入することができます。これは、多くの日本人消費者にとって非常に魅力的な選択肢であり、中華製タブレットの需要を高めています。
また、中華製タブレットをキャリアから購入する場合、Wi-Fi干デルを購入することができます。これにより、月々の維持費が必要なくなり、お得に利用することができます。しかし、キャリアから購入する場合は、多くの場合、特定のプランに加入する必要があります。そのため、キャリアプランを比較し、自分に合ったプランを選択することが重要です。
また、中華製タブレットには、日本語対応のものもありますが、その中には、動作が遅いものや、不具合が多いものもあります。そのため、製品の性能や評価を確認し、購入前によく検討することが重要です。
この記事のまとめ
この記事では、Androidタブレットについてご紹介しました。
まず、AndroidはオープンソースOSであるため、多くのメーカーがタブレットを開発することができます。次に、格安な中華製タブレットがあり、多くの場合5万円以下で購入することができます。
また、Androidタブレットはスマホと同じアプリが使用できるため、データ連携がスムーズに行えます。自由にカスタマイズできることも特徴の一つであり、ウィジェットを活用することで、よりカスタマイズされたホーム画面を作成することができます。
最後に、この記事で紹介された情報をまとめると、Androidタブレットは、サイズや価格、機能面など、豊富なラインナップから様々なニーズに応えることができる端末であるといえます。
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